今回は、9月3日放送された
カズレーザーと学ぶ。
20代から蓄積するくすみの元凶
AGEsを防ぐ夢の食材
を振り返っていきたいと
ますので宜しくお願いします。
東海大学 農学部食生命科学科
教授 永井竜児先生によると、
みなさんの肌のケアだけでは
対処しきれない、くすみの元凶
肌を老化させる物質があるという。
それが、終末糖化産物 AGEs
AGEsは本来、代謝によって
4週間ほどで排せつされますが、
代謝機能は加齢とともに下がる
ので、どんどん蓄積していく。
代謝の速度からすると、
お肌の曲がり角というのは
中学3年生から。
AGEsの代謝速度が
遅くなり蓄積
我々、永井先生の研究グループが
AGEsの蓄積を抑制する食材を
発見したという。
見た目だけではわからない
体内の老化を防ぐ最新科学を
カズと学ぶ
食事の偏りとか、
睡眠不足など、
悪い習慣を繰り返すと、
肌が老化に!
肌トラブルとして
よく知られているのが、
肌の酸化。
紫外線やストレスなどの
刺激により、皮膚細胞内に
発生した活性酸素が肌を酸化。
シミやシワの原因に。
その様子が、鉄がサビる様子に
似ていることから、肌のサビと
呼ばれる。
肌の酸化に対してAGEsによる
肌トラブルは肌のコゲと言われる。
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永井先生の研究グループの実験で、
通常のマウスの骨とAGEsを
蓄積させたマウスの骨を
1週間 置いておくと明らかに
色が茶色になった。
体の中でAGEsが
できてしまうと、
肌のくすみとか、
いろんなことの
原因になってしまう。
UVカットクリームなど、
紫外線対策で防げる
肌の酸化とは違い、
体の内部から起こる
肌のコゲ AGEsには
別の対策が必要。
そこで、カギをにぎるのが
AGEsの材料。
AGEsは体の中の糖と
タンパク質が勝手に
くっついて、どんどん
できてしまう。
糖尿病・多糖状態
→AGEs生成
体の中で一番多く
存在しているのは、
ブドウ糖(グルコース)。
だが、それ以外に果糖
(フルクトース)などが
AGE化が早い糖質。
永井先生曰く、米やパンなどに
含まれるブドウ糖に比べ、より
注意が必要なのは果糖。
AGE化するスピードは、
ブドウ糖の約10倍。
一方、糖と結びつきやすい
悪魔合体の相棒が、体内に
もっとも豊富に存在する
タンパク質 コラーゲン。
AGE化すると、コラーゲンを
分泌する線維芽細胞まで弱体化。
周囲のコラーゲン密度も低下し、
肌のハリが失われ、シミやシワ
たるみの原因に。
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基本的には体内の
どこでも起こるAGE化。
たとえば、腎臓の糸球体
(毛細血管の集まり)が
AGE化すると、
腎臓の機能が低下する。
目の水晶体
(タンパク質)が
AGE化すると、
水晶体が濁って、
白内障に。
AGEsを制御できる食材は、
2022年に数百種類の記念物の
中から探し当てた食材 ヒシ。
これは、湖とかに群生する水草。
忍者のまきびしに使われていたり、
漢方などとして、食用にされてきた。
簡単に摂取できるのは、ヒシ茶。
麦茶のように煮出して摂取。
100mlで十分な効果が期待でき、
飲みすぎると酸化反応を高める。
永井先生によると、
ヒシの実 約10g 水0.5Ⅼで
煮出したヒシ茶を1日100mⅼ
摂取し続ければ、4週間ほどで
AGEs抑制が期待できるという。
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