今回は2025年2月9日放送の
日本全国大捜索‼
ポツンと一軒家
を振り返ってみます。
衛星写真を拡大すると見えてくる、
山奥にポツンと建つ一軒家に
スポットを当てる番組。
大きく切り拓かれた敷地
茶色い屋根と灰色の屋根が横並び
小さな建物が数棟
敷地の端にも建物?
衛星写真で見つけた長野県の
ポツンと一軒家を目指す。
長野県のポツンと一軒家を
目指し、最寄りの集落から
捜索開始。
集落に到着し、
畑で作業中のお母さんに
衛星写真を見てもらっても
わからなかったが、行き方を
教えて貰い、捜索再開。
教えて貰った通りの道を進むと、
分岐点が・・・。
言われた通りにまっすぐ進むと、
関係者以外立ち入り禁止の看板。
右にある細い山道を進むと、
建物発見!
目指すポツンと一軒家に
辿り着いた。
突然訪ねた捜索隊を快く
迎えてくれたご夫婦が
ポツンと一軒家の主
くまがいしょうへいさん89歳と、
87歳の奥さん。
築60年以上のお宅に現在、
息子と3人で暮している。
元12件の集落で、5~6年前に
くまがい家1軒に。
しょうへいさんの父の姉が、
奥さんの母親、いわゆる
従兄弟同士で結婚。
しょうへいさんは7人兄弟の
長男でとして、くまがい家に
生まれ、結婚当初はしょうへいさんの
両親と4男の弟も同居していた。
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しょうへいさんの父は78歳、
母は55歳で亡くなった。
奥さんが来て5年目、
本当にいいお義母さんだったので
悲しかった、毎日泣いて。
お義母さんからしてみれば
私はまだ若いもんで、お腹も
空くらって言って、何か買って
食べさせてくれたり、何でも
教えてくれたり、そういう
心遣いがあった。
義母さんがやってたように
やりながら、義父にも
聞きながら、家事を継承。
しょうへいさんによると、
頑固な父はあらゆることで
色々そんな事ではダメだと、
あーだこーだ言っていた。
父は借地で自家用に稲作をし、
半分は地主が持っていった。
家業として炭焼で
木炭を作ったり、
蒟蒻作り・椎茸栽培・
アマゴの養殖をしていた。
しょうへいさんは電気部品工場に
26年間勤務し、仕事に行ってない
時間帯には農作業をしていた。
両親を見守りながら、山の上の
ポツンと一軒家に同居している
次男は郵便局の業務委託をされている。
次男が小さい頃は車の道がなく、
小学生くらいの時に学校の帰りに
工事している所を帰ってきた
記憶があるという。
小学校までは3㎞くらいあり、
徒歩で30分までは掛からなかった。
冬はずっと下りで、
ソリに乗って通学していた。
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山の急斜面を切り拓いて
つくった畑の真ん中に建つ
ポツンと一軒家、くまがい家。
トタン屋根と瓦屋根が連なる家を
次男に案内してもらったり、色々と
話を聞いていると、柿を収穫に
やってきた親子が柿を採らせてもらう
代わりに自家製の新米と朝採った
野菜を持参。
年末、長男と長女がお墓参りで
帰省すると聞き、再び
くまがい家へ。
お墓参り後、水餃子を毎年
みんな来て作る。
それは、しょうへいさんの父が
戦争に行った時に満州で水餃子の
作り方を習得。
それを家族みんなで作って食べる。
この家は家族が集える
かけがえのない場所。
子ども達を先祖代々の
家を守ってきた親に感謝し、
親はいつも気にかけてくれる
子ども達に感謝する。
家族で水餃子を囲む幸せなときが
続くよう、しょうへいさん夫婦が
健康でいてくれるのが、子ども達の
何よりの願い。
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