今回は1月25日放送の

ビーバップ!ハイヒール

神宮大社の違いと、

伊勢神宮にまつわる

ミステリーを振り返って

いきたいと思いますので

宜しくお願い致します。

 

 

現在、神社本庁に登録されている

神社の数は約8000社あり、様々な

神が祀られています。

 

大阪市にある住吉大社は、

1800年前からあり、

4つの本宮に、それぞれ違う

神が祀られているという。

 

安産祈願の場合は、

神功皇后が祀られている

第四本宮へ行くとされています。

 

神社には、神宮大社があり

神宮には、皇室に縁のある神

歴代天皇を祀り、かつては

伊勢神宮だけが神宮を

名乗ることができたそうです。

 

その後、平安時代

鹿島神宮香取神宮

明治時代以降に

平安神宮橿原神宮などが

創建されていきました。

 

一方の大社には、

地域信仰の中心となる

”土着の神”を祀っている。

 

こちらもかつては出雲大社

事だけをそうよんでいたが、

今では、春日大社諏訪大社

などが創建されている。

 

神社の呼び名の違いは、

祀られている神様の違いを

いうのだそうです。

 

 

八百万の神とは、どれだけの

数が存在する?

 

古事記日本書紀の神話に登場する

天照大神素戔嗚尊といった神の

数は327柱だが、神社の祭神は

神話の神だけではなく、

太宰府天満宮大阪天満宮

祀られているのは、菅原道真

 

死後に祀られ神となった

戦国時代の武将や軍人など

人を神として祀る神社も

多く存在する。

 

戦没者を祀る靖国神社には、

全ての英霊に神の呼称が

つけられ、それらを神として

考えると靖国神社だけで

246万柱の神が存在するそうです。

 

 

   

Sponsored Links

   

 

 

神社の謎を解き明かしてくれるのは、

宗教学者の島田裕巳さん。

 

「日本人の神」入門 神道の歴史を読み解く (講談社現代新書)
島田 裕巳
講談社
売り上げランキング: 100,653

 島田さんが日本人なら知っておきたい

神社ミステリーを教えてくれる。

 

 

毎年800万人以上の参拝者が訪れる

伊勢神宮は、天皇の祖先であり、

日本人の総氏神とされる天照大神

祀られている内宮と豊受大神宮

祀るとされる外宮が有名とされるが、

別宮 摂社 末社などを合わせた

125社全体をさして伊勢神宮という。

 

 

何故、伊勢神宮は三重県にある?

 

都のある奈良京都

日本の中心 東京でもなく

三重にあるのは何故?

 

それは天照大神にあり、

天照大神は高天原という

神の国にいて、孫が降臨する際

剣、玉と共に天照大神の魂の宿る

鏡が神武天皇に与えられたのが

三種の神器。

 

天照大神は、初めに天皇の住む

宮中に祀られていたが、

国中に疫病などが流行して

多くの人々が命を落とした。

 

その原因は天照大神の力が

強すぎるのではないかと考えられ、

娘の豊鋤入姫命を神の使いとして、

天照大神宮中から出すことにした。

 

 

   

Sponsored Links

   

 

 

日本書紀によると天照大神は初め、

倭の笠縫邑に祀られたとされとあり、

笠縫邑とは今の奈良県の桜井市の辺り。

 

それでも災いはおさまらず、

次の天皇の代になっても安住の地を

探す旅が終わらず、奈良滋賀岐阜

各地を渡り歩き、倭姫命

辿り着いたのが伊勢。

 

天照大神が五十鈴川のほとりで、

ここは 常世の波が打ち寄せる美しい国

ここに居りましょうと告げた。

 

常世とは、海の彼方に存在する理想郷。

 

ここで倭姫命が建てた小さな祠が

伊勢神宮の始まりとされているそうです。

 

島田先生は、奈良や京都から離れた事に

大きな意味があると考えている。

 

大和から離れた事で、仏教と

大きく交わらない純粋な信仰は、

伊勢にあるから守られてきたのかも

しれないという。

 

 

   

Sponsored Links