今回は11月29日放送の
ビーバップ!ハイヒール
で放送された
どの家庭でも起こり得る
トラブルの回を振り返って
みたいと思います。
芸能人や資産家などが亡くなると
起こる遺産トラブル。
昨年の7月に亡くなられた
作曲家 平尾昌晃さんの
遺産総額は60億円だそうで
これを巡って息子と継母の
遺産相続バトルが勃発!
資産家や家族が少ないから大丈夫!
と思う人も多いが・・・。
司法統計によると、遺産分割でもめる
3分の1は資産1000万円以下の家庭で
起きているという。
さらに争いの半分は相続人3人以下で、
お金持ちや家族に関係ないそうだ。
そしてそのほとんどは
知識不足からくるものが多いらしい。
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長男の嫁は、同居する義理の父の
介護を続けてきたが、病状が進行。
長男の嫁の夫には姉が居るが、
遠方に嫁いだため、
顔を合わせるのは年に一度位。
その後、義理の父は亡くなり
兄弟の間で遺産の話をする事に。
義理の父の遺産は1000万円ほど
だったため、姉が夫と500万ずつ
だと発言するも、義理の父は
亡くなる前に介護してくれた
嫁にも遺産を分けるよう夫に
指示していたというのだ。
すると姉がそれは認めないと言い、
払うんだったら夫の取り分から
払いなさいと主張。
夫は、嫁が10年間介護してきた事、
姉は全然顔見せないくせに何
言ってるんだと主張した。
姉は、法律で長男の嫁は相続人に
当てはまらないと付け加えた。
有効な遺言書がない限り法律的には、
妻は相続人に当てはまらない
しかし、40年ぶりに相続法が改正!!
介護に貢献した妻が遺産を
相続・請求できるのだそうだ。
これを特別寄与料というそうで、
今後は介護に尽くした妻も報われる!?
このように知識不足で損したり、
悪意のない争いを起こしてしまう
トラブルが多いそうです。
さらに今後は、大相続時代が訪れ
相続人に関わる人が増加して、
大争族時代を迎えようと
しているという。
そんな時、知らないと恐い
遺産相続にまつわる法律や
トラブルを教えてくれるのは、
弁護士 嵩原安三郎さん。
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嵩原さんは、相続の争いは
勘違いで起こることが多い、
財産が少ない方が起きやすい
という。
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相続トラブルでよくあるケース
悪人のいない争い
相続トラブルで多いのは、
悪意のない遺産の使い込みで、
故意に遺産を使い込む場合もあるが、
その多くは親のため、善意の行動が
トラブルに発展しているという。
母の遺産は、長女が故意に使い込んだ
お金じゃなかったが、次女は訴訟に
踏み切るも、使い込みを立証できず
次女は遺産を諦め、絶縁状態へ。
こうならないためには、成年後見制度
という、家庭裁判所が選任する親族や
弁護士などに財産を管理してもらう制度
を使えばよかったという。
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