今回は、チコちゃんに叱られる!

12月7日分を振り返って

いきたいと思いますので

宜しくお願い致します。

 

花と鼻 なんでどちらもハナっていうの?

 

パッと目につくものだから

 

詳しく教えてくれるのは、

「原始日本語」の研究30年!

奈良大学の木村紀子名誉教授。

 

木村教授によると、日本語には

発音が同じで意味が異なる

同音異義語が多く、そのほとんどが

偶然の一致だとみられているという。

 

ところが植物の花と、人間の鼻

偶然の一致とかではなく、

植物の間の深い関係があるようです。

 

 

 

 

このように「植物」の部位と

「人間の体」の部位との対応が

揃っていて「花」「鼻」だけが

偶然に一致したとは思えず、

全体的な関係で成り立っている事が

わかったてくるようだ。

 

はっきりとした時代はわからない

そうだが、日本列島にまだ文字がなく、

 

声だけが言葉だった遠い遠い

大昔だそうで、あわひえ

などの穀草が食べて、

命をつなぐため「穀草」「人」

一体化し、言葉が対応したのでは

ないかと思われている。

 

植物の中で一番、パッと目につく

ものは、

 

そしてまた、人の方は目鼻だちといって

目と並んでいるが、鼻も十分

目につくもの。

 

つまり、「花」「鼻」

どちらもパッと目に

つくものだから。

 

 

   

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人間の歯は、乳歯から永久歯へ

→年をとり抜け落ちるイメージ。

 

植物の葉も同じことで、

生え茂る→枯れ落ちる

 

それが同じと捉えられ

たのだと考えられるそう。

 

 

植物の葉が生えてくる所は茎、

人間の歯が生えてくる所は歯茎。

 

植物の芽は実を裂いて出てくるが、

人間の目もまぶたが裂けて出てくる。

 

どちらも生気命の輝きを持っている。

 

実際に、「植物」「人」を一体的に

捉えようとする考えは、日本最古の

文献 「古事記」のも描かれているそうだ。

 

食の女神・大ゲツ姫が命果てる時、

その目からは「稲」、耳からは「あわ」

鼻から「小豆」、下腹部から「麦」

お尻から「大豆」が生まれたという

神話もあるそうです。

 

 

   

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三本締めってなに?

 

3×3=9に1足して

ま~るく収まりました。

 

詳しく教えてくれるのは、

新谷尚紀教授。

 

新谷教授は、三本締め

起源はわからないが、そもそも

行事などが無事に終わった事を

感謝することから始まった風習

と考えられていると話す。

 

拍手を3回すると、「3×3=9」で

漢字の「九」、それに最後の1拍子

すると点で「丸」に。

 

丸く収まるという縁担ぎと、

九は苦とも考えられ、

苦労が丸く収まった意味にもなる。

 

3回繰り返すのには、

1回目 取り仕切っている人の為

2回目 唱和してくれるみんなの為

3回目 神様の為

 

自分も含めて協力してくれた人、

そして神様への感謝の気持ちを

そこに込めているそうです。

 

 

「神事の終わりを告げる合図から始まった」

「争いで モメた人が武器を持っていない事を

示すために始まった」など諸説あるとの事です。

 

 

   

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