今回は2月28日放送の

ビーバップ!ハイヒール

負の感情の回を振り返って

みたいと思います。

 

シャーデン(毒・損害)フロイデ(喜び)

人間なら誰しも持っている

負の感情だというのです。

 

シャーデンフロイデがもたらす

快感が、現代人の心を蝕んで

いるそうで、他人の不幸を望む

ような人たちによる悪影響が

問題になっているそうです。

 

 

負の感情の正体とは何か?

を教えてくれるのは脳科学者

中野信子先生。

 

 

シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろす快感 (幻冬舎新書)
中野 信子
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 中野信子先生は、人の不幸を聞いて

喜ぶ自分が嫌だとは思うんです

けれども、それは実は人としては

ごく当たり前の感情で、大事なのは、

それを上手に飼いならす事だという。

 

 

   

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前回分はコチラ

 

 

シャーデンフロイデは、

妬み以外にもあるという。

 

は異分子を攻撃すると、

快感を感じるように

出来ているという。

 

は、怒ったり悪口を言ったり、

誰かを攻撃している際に、快感を

感じるようになっているそうです。

 

これは、人が他の生物と比べて、

圧倒的に共同体の調和を大事

にしてきた為で、ズル休みや

サボりなど、周りと違う行動を

起こす者は、調和を乱す者と

みなされ、周囲から攻撃され、

社会的排除されていた。

 

この時、攻撃する側は調和を

守るという正義の元、快感を

得るようになったのだそうだ。

 

その他に気を付けなければ、

周りと比べ能力の劣る者も

共同体の足をひっぱり、

調和を乱すとして攻撃対象

にされてしまう。

 

これらの目的は、

本来の目的を忘れて、

快感を得るためだけの行動に

なっていることが多いようだ。

 

悪口を言うのが癖付いていたり、

過剰な指導、いじめなどの

大きな要因なってしまっている。

 

 

妬みと嫉妬

 

中野先生によると、妬み嫉妬

学術的に見ると違うもので、

嫉妬というのは、自分の持っている

もの(地位、お金、恋人など)を誰かが

奪いにやってくるかもしれない。

 

その相手をはじめから

排除しておきたいという感情。

 

妬みは、自分よりちょっと

上のものを持っている人に対して、

それを引きずり下ろしたい、

あるいは自分がその人より

上にいきたいという感情。

 

 

   

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スキャンダルを起こした

有名人への世間からの

バッシングは最近、エスカレートし、

社会現象にまで発展!

 

直接の被害は当事者周辺の人々のみ

だが、メディアが発展した現代では、

有名人に親近感を覚え、自身の

コミュニティーの一部と錯覚してしまう。

 

そのため、実際には被害に遭っていないが

調和を乱す者への制裁行動をしてしまう。

 

 

現代、その攻撃を加速させているのは、

SNSで誰でも簡単にシャーデンフロイデ

取得でき、いいねは、本来、ポジティブな

システムだが、攻撃的な投稿にいいね

付くと、誰かに認められたという承認欲求

が満たされる事になってしまう。

 

この快感の連鎖がバッシングを

エスカレートさせてしまっているという。

 

 

シャーデンフロイデに侵されると

何をするにもバッシングになってしまい、

人々はその恐怖に怯え、何も自由に

する事が出来なくなってしまうかも

しれないので、自分がシャーデンフロイデ

支配されていないか、見極めるのが

大切だそうだ。

 

 

   

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