今回は4月4日放送の

ビーバップ!ハイヒール

関西の教会

に秘められた壮大な物語

の回を振り返って

みたいと思います。

 

 

2018年に世界文化遺産

登録された、長崎と天草の

潜伏キリシタン関連遺産は、

17世紀~19世紀に建てられた

長崎周辺に散らばる

キリスト教関連施設。

 

中でも現存するものでは

国内最古のキリスト教会である

大浦天主堂には、多くの観光客が

訪れているという。

 

これらの協会は、単に美しい

だけではなく、潜伏キリシタン達が

歩んだ苦難の歴史と純粋なる

想いがあったとされる。

 

1612年~1873年、日本国内での

キリスト教信仰禁止されており、

その間の潜伏キリシタン達は

幕府から迫害を受けながらも

命を懸けて信仰を続けていた。

 

そんな彼らの想いを引き継ぎ、

禁教が解かれた後に、教会群が

建てられていたそうです。

 

教会には、知られざる歴史と、

そこに集う人々の物語が

あるという。

 

 

兵庫県・西宮市にある

カトリック夙川教会は、

今から90年前の1932年に

建立され、足を踏み入れると

アーチ形の広々とした空間、

重厚なステンドグラスが

厳かな雰囲気を作りだす。

 

 

   

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1946年にその教会で、

当時 教会の主任司祭だった

いつも笑顔で優しい人柄で、

全ての人に愛されていた存在の

メルシエ神父がいた。

 

戦時中に日本にいたメルシエ神父は、

フランス人というだけで、日本軍から

理不尽な暴力を受けて、足に後遺症が

残っていたようです。

 

そのような暴力を受けながらも、

どうして日本人に優しく出来るか

理解出来ない青年がいて、

聞いてみる事にした。

 

するとメルシエ神父は、

私は日本人を恨んでいません

それだけですと答えた。

 

その姿から青年は、

”すべての人を愛する”

というキリスト教の教え

を感じ、メルシエ神父

想いを引き継いだは、

後に小説家となったそうです。

 

その人の名は、芥川賞作家の

遠藤周作さん。

 

遠藤さんの作品に息づいて

いるのは、

神を信じることによって

人は救われる

というキリストの力

 

 

はキリスト教徒以外にも

影響を与えていたようだ。

 

このカトリック夙川教会での

2人の出会いがなくして、

偉大な小説家は生まれなかった。

 

 

そんな関西の教会に秘められた

物語を教えてくれるのは、

クリスチャン美術家 鈴木元彦先生。

 

 

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牧師の息子として生まれ、

書籍だけでなく

教会堂建築にも携わる。

 

鈴木先生は、

教会は日本人にとって、

あまり馴染みがないかも

しれませんが、実は

壮大なドラマが秘められて

いるという。

 

 

   

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鈴木先生によると、日本には

神社が約80000ヶ所、

寺院が約77000ヶ所あるのに対し、

キリスト教関係の教会は

約8500ヶ所あるという。

 

キリスト教の種類は、

カトリック&正教会(儀式重視)

=派手&きらびやか

 

プロテスタント(聖書重視)

=質素&シンプル

 

告解と呼ばれる自分の罪を

聖職者へ告白し、神からの

赦しを得る儀式は主に

カトリックで行われる。

 

 

   

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