今回は8月18日放送の

日本全国大捜索‼

ポツンと一軒家

を振り返ってみます。

 

 

衛星写真を拡大すると見えてくる、

山奥にポツンと建つ一軒家に

スポットを当てる番組。

 

四方 森に囲まれている

畑らしきものは無い

建物が2つある

道路も確認できない

衛星写真で見つけた山梨県の

ポツンと一軒家を目指し

最寄りの集落から捜索開始。

 

まずは情報を得るため

地元の人を探す。

 

大きな集落に到着すると、

ワゴンタクシーらしきものに

人影を発見。

 

タクシー運転手のおさんに

衛星写真を見て貰うと、

ポツンと一軒家を知っていた。

 

お父さんによると、

七面山っていう日蓮宗の

信仰の山があり、

敬慎院っていう

お寺があるという。

 

途中で休憩する所が何ヶ所か

あるんだけど宿坊って

言われている所だそうだ。

 

昔は泊まったりもしたけど、

今は通過で休憩程度に

しているとの事。

 

山頂の寺院への案内図で

山道の途中にある晴雲坊36丁目が

ポツンと一軒家ではないかと

説明してくれた。

 

そこへは車で行くことが出来ず、

歩いて2時間以上山を登る

しかないようだ。

 

とにかく4㎞先の登山口を

目指すが、行き止り。

 

登山道らしきものが

見当たらないため、

来た道を戻り脇道へ。

 

登山口の案内板など一切なく、

不安に思っていると

とばしちょしという看板。

 

それは、山梨の方言で

車のスピードをだすな

の意味だそうだ。

 

先を進むと、旅館らしき建物と、

多数の車が停車している所があった。

 

捜索隊も登山口を探していると、

ちょっと変わった鳥居を発見。

 

 

   

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参道口(元丁目)標高500mで、

目指す晴雲坊(36丁目)は標高1400m

 

高低差900mを登る事になる。

 

延々と続く、つづら折りの山道を

進んで行くのだが、傾斜がきつく、

木を横たえただけの高さも長さも

違う階段をあがる。

 

そんな急坂を上っていると、

自力で山を上る事の出来ない

高齢者参拝者の荷物を

カゴに乗せて運ぶ強力という

仕事をする4人とすれ違った。

 

2丁目に到着、そこで話を伺うと

やはり36丁目にある晴雲坊が

衛星写真に写っている

ポツンと一軒家のようだった。

 

2丁目は、参拝者が道中の

安全を祈念して出発する

場所だという。

 

 

目指す晴雲坊に住むのは、

晴雲坊を守る「坊守」

をしている94、5歳の

スズキチエコさんと

娘のヒトミさん親子

という事がわかった。

 

10丁目を越えた辺りから

上から下りてきた人と遭遇。

 

するとその人たちから、

今日は晴雲坊に誰もいないかも

しれないという情報を貰う。

 

十三丁目の肝心坊という

宿坊に辿り着いたが、

台風で断水の為、臨時休業中。

 

 

   

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二十三丁目の中適坊という

宿坊も休業中で不安が募る。

 

 

 

 

三十六丁目に到着、

晴雲坊は営業していた!

 

ヒトミさんらしき方に

衛星写真を確認してもらうと

ここで間違いなかった。

 

優しい笑顔で迎えてくれたのは、

ポツンと一軒家の主

スズキチエコさん94歳と

娘のヒトミさん68歳

 

チエコさんによると、

半年とか3ヵ月に1回は下りるが、

毎日は下りず、5、~60年ここで

暮しているという。

 

捜索隊がやっとの思いで歩いてきたが、

94歳のチエコさんも半年に一度、

強力も使わず自力で登り下りしている。

 

4人組で山頂まで運ぶ籠代は

往復(強力)は1回30万円。

 

 

三十六丁目の晴雲坊は、

山頂の前にある最後の休憩所で、

チエコさんとヒトミさんの親子は、

売店で飲み物を売ったり、

訪れる参拝客のお世話をしながら、

休憩所 兼 住居に母娘で46年生活

されていた。

 

晴雲坊でペットボトルの

飲み物以外に売っているのは

ところてん(600円)だけ。

 

そこへ山頂のお寺に

参拝した一行が。

 

元気に参拝者を見送った後、

チエコさんは参拝者

下山したのを報告している。

 

電話の相手は、神力坊の坊守さんで、

お互いに参拝客の動向を伝達する。

 

事故の際は迅速な対応を

可能にしている。

 

 

   

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