今回は12月6日放送の
ザ!世界仰天ニュース
ある宗教 2世の悩み
を振り返ってみたいと思います。
(敬称略)
ある宗教
2世の悩み
旧統一教会の2世信者問題が
話題になったが、それ以外の
宗教でも2世信者が苦しんだ
ケースがあるという。
いしいさやさんの母親は
”ある教え”を信じている。
大人になったさやさんは、
という漫画を書いた。
幼い頃からさやさんは
”ある教え”の中で育っていた。
もうすぐ神様が地球の悪い人や
悪いことすべてを滅ぼします。
でも 神様を信じ 教えを守った
人たちは その後 地上の楽園で
永遠に楽しく暮らすことができます。
だから 聖書に書かれた神様の
言うことを守り このことをみんなに
伝えないといけないのです
これが母親が信じる宗教。
その宗教には、日常生活で
やってはいけないことが
多くある。
1つはクリスマス。
クリスマスは異教のお祝いとされ、
少女の元にサンタクロースが
やってくることはなかった。
その他に、漫画やアニメ、
テレビやゲーム、カラオケや
ゲームセンターなどの娯楽の
ほとんどは聖書の勉強が
おろそかになるため原則禁止!
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少女の楽しみは本を読むこと
ぐらいだったが、内容は母親の
チェックが必要だった。
子ども向けでも魔法や
ファンタジーは邪悪
とされていたようだ。
学校生活でも、聖書に
争いは避けなければならないと
書いてあることから、
応援合戦の練習にも
参加できない。
宗教上ダメなことを
みんなの前で行わないことは
良いこととされていた。
信者ではない人とは
必要以上に仲良くすべきでは
ないと言われていた。
友達に家に来ない?と
誘われた少女は母親に
遊びに行ってもいいか
聞いてみることに。
母親に許可をもらい、
友達の家で楽しい時間を
過ごしたのだが、母親から
楽しくなかったでしょ?
と言われ、本心を言うことが
出来なかった。
次第に人と関わることをやめ、
出来るだけ目立たないように
学校生活を送る。
そんな生活で唯一の
救いだったのが、
母方の祖父が来ること。
祖父は宗教活動に反対し、
子どもを巻き込むなと、
集会がある日にわざと
やってきていた。
母親の教育方針でなかなか
食べることのできない
ファーストフードやお菓子を
食べさせてくれたという。
しかし、さやさんが
中学生の時に祖父が亡くなる。
冠婚葬祭のスタイルも
違っていたので、母親は
娘にお焼香をしないよね?
と促す。
その様子に母親の妹は、
御葬式くらいちゃんと
するように姉に言う。
そんなことが、
しょっちゅうあった。
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高校生になると、人が
ほとんどいない図書館
ばかりで過ごすようになった。
そこで出会った男子と仲良くなり、
付き合って欲しいと言われるも、
信者でない人と付き合えず、
結婚まではキスやハグも禁止。
母親も娘が禁止行為を
行わないよう携帯を
チェックするなど、
厳しく管理していた。
もし、付き合ったとしても
遊びに行くことも、
メールすることもできない。
ある日、1冊の本に出会う。
それは母親が信じる宗教が
出てくるライトノベル。
そこに「普通の人」から見ると
あの集会は異常だと書かれていた。
そこで、自分がおかしいと
思ってきたことが、他の人も
そう思っていたと知り、
行動に出た。
母親から集会に誘われた
さやさんは行きたくないと
拒否した。
私は、全部 全部 いやだった、
奉仕も集会も学校のふるまいも
本当は嫌だったと言った。
全部、さやちゃんの意思で
やってきたという母親に
それは違うと話す。
母親に愛されるために
従ってきたが、もうやめた。
それ以来、母親は集会に
行かなくても何も言わなく
なったという。
高校卒業後、
専門学校へ進学。
そんな時、心の中の思いを
すべて書き出すと楽になると
書かれた本を読み、当時の事を
思いながら文字を書いていたが、
絵が得意なさやさんは徐々に
漫画形式で描くようになった。
そしてTwitterに描いた漫画を
投稿すると、しばらくして
3.5万リツイートされて
大きな共感をよんだ。
彼女は家族とは今も
良好な関係だそう。
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