今回は、4月4日放送された

カズレーザーと学ぶ。

を振り返って

いきたいと思いますので

宜しくお願いいたします。

 

 

 

「お金の身体化」を考える!

キャッシュレス払いはなぜ気持ちがいい?

 

明治学園大学 准教授 犬飼佳吾先生は

デジタル身体性経済学を研究。

 

 

前文

 

 

それは、過度な投げ銭・課金。

 

実際に近年では課金や

投げ銭のトラブルが

増加しつつある。

 

大きなトラブルで言うと、

ネット動画に夢中になった

女子高生両親のカードを

無断で使用して、動画配信者

700万円投げ銭した。

 

中国でも11歳の少女

3000万円以上投げ銭で

使い込んだ。

 

こういった問題が多発して、

中国は未成年の投げ銭が

法的に禁止となった。

 

投げ銭=バーチャルな空間

 

プラットフォーム自体は

どんどん課金しやすく作っている。

 

その時に問題なのが投げ銭は

値札が付いてないので、金銭感覚が

どんどん麻痺していく。

 

 

お財布があればそこからお金を

払わなければいけないので、

無くなったらすっからかんですけど、

キャッシュレスだと

なかなか気付きにくい。

 

そんなキャッシュレス社会で

重要になるキーワードは、

お金の身体化。

 

 

   

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お金の身体化っていうのは、

実際にお金を触って実感すること。

 

お金に触れることで

お金の価値を体感する

 

 

とくに心配になるのは、生まれた時から

キャッシュレス社会で育つ

デジタルネイティブ世代。

 

例えば、お小遣いは現金で渡すとか、

現金を渡して自分でチャージを

させるなど、適度にお金の身体化して

支払いの実感度をコントロールする。

 

家計簿アプリをうまく使うのは有用で、

自分の消費した課金投げ銭に対して

十分な満足度が得られているかを

確認することが大事。

 

後々後悔するくらいなら、

初めから気をつける。

 

 

 

 

ギャンブル・・・ムダ遣い・・・

金銭感覚がバグるとき 脳内に何が!?

 

つい、ムダなものを買ってしまう

衝動買いや、いくら負けても

やめられないギャンブルには

脳とお金の深すぎる関係がある。

 

大切なお金を守る脳科学を

福島県立医科大学

助教 藤原寿理先生から

カズと学ぶ。

 

藤原先生によると、

ギャンブルにハマったり、

ムダ遣いをしてしまうような人は、

脳の仕組みを知れば抑えられるという。

 

まず、お金の価値を決めるのに

大きく関わっているのが、

脳の報酬系と呼ばれる経路。

 

 

 

 

報酬系の学習に重要なのが、

ドーパミンと呼ばれる

神経伝達物質。

 

ドーパミンはシナプスを強化させる

物質で、次に同様な刺激が起こると、

報酬系の伝達効率がよくなる。

 

 

   

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お金を使って食べ物を買って、

それが美味しかったという

ポジティブな経験に対して、

脳内でいっぱいドーパミンがでる。

 

そして、シナプスが強化される。

 

それをどんどん繰り返すことで、

お金の価値が学習されて、

金銭感覚が出来てくる。

 

こういう金銭感覚っていうのが、

幼少期に完成したものが、

大人になってもそのまま

引き継がれると言われている。

 

幼少期にいっぱい買い与えられて

育ったりした子は、大人になって

金遣いが荒くなる可能性がある。

 

 

損をして痛みを感じても

やめられないギャンブル、

その時の腕は意外な反応が!

 

もし、競馬で5千円負けたら悲しいが、

その時に一緒にいた人

1万円負けてたらホッとする。

 

ホッとすればホッとする

安堵の領域が脳にある。

 

前頭前野の外側にある部分が、

5千円損したはずなのに、

相対的に得したと判断し、

損を帳消しにした。

 

でも、ギャンブルも依存症まで

なってしまうと、報酬系の学習でも

部分強化につながる可能性が。

 

 

日頃から相対的な損失でごまかさない。

 

 

   

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