今回は、4月23日放送された
カズレーザーと学ぶ。
顔の魅力を上げる最新科学
を振り返っていきたいと
ますので宜しくお願いします。
顔のたるみの原因はSMAS!?
新潟大学大学院
医歯学総合研究科
客員研究員 高見寿子先生
によると、顔のたるみの
カギを握るのが、SMAS。
SMASは顔にシワやたるみを
もたらすものとして近年、
美容業界でとても
注目されている。
SMASは顔の中に
ぶら下がっている
表情筋や脂肪が
入った袋。
脂肪や表情筋を包む袋
→SMAS
これをゆるませてしまう
生活習慣はシャワーの
浴び方にある。
SMASとは簡単に言うと、
顔のファシア。
ファシアはコラーゲン繊維や
ヒアルロン酸などでできた
筋肉や臓器、血管・神経など、
体内のあらゆる場所を覆っている
膜で、人はこの柔軟性のおかげで
体を滑らかに動かすことができる。
SMASと肌の接着が弱まり、
顔がたるむ。
頭頂部にある帽状腱膜や
皮膚との接着により
支えているが、その接着は
年々弱くなり、垂れ下がる。
これこそが、
顔のたるみの正体。
フェイスラインの
たるみの場合は、
かみ締める筋肉も
関係しているので、
食いしばりを
気をつける。
食いしばりで血流が悪化、
フェイスラインのたるみに！
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視力が悪く目を細めると
額に表情じわが！
疑問を抱くと、
無意識に目が引き上がり、
表情じわが！
顔の脂肪が多いと、
毛穴が伸び 全体に広がる
下向きシャンプーで
SMASがたるむ!?
SMASの延長上には
帽状腱膜があって、
この頭頂部につっている。
この繊維が縦に入っていて、
上下方向に動きやすい。
SMASを引き上げるイメージで
シャンプーをすることで、
SMASが引き上がる。
下向き洗いだと、
どうしても下に力がかかり、
重量もたるみやすくなる。
下を向く行為自体が
あまり良くない。
上向きシャンプーで
両サイドから髪を
かき集めるように洗うと、
SMASが引き上げられると
同時に側頭部の静脈を刺激。
血流がよくなり、
肌のリフトアップ効果が
期待できる。
ちなみに、スマホを
見ながらの食事は
SMASを引き下げ、
顔をゆるませるため要注意。
高見先生流
SMAS引き上げ法
手のひらを頬に、
指先を髪の生え際にあて、
軽く押し上げながら
頬の筋肉を持ち上げる。
そして、反対の手で後頭部を
押さえ、帽状腱膜の
繊維方向へ引き上げる。
これを5秒間続けることで、
SMASをリフトアップし、
肌のたるみを予防できる。
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紫外線からしみ・しわを防ぐ!
顔が若返る魔法の成分!?
マイトルビン
学習院大学理学部 柳茂教授
によると、月別の紫外線の
量を示した国立環境研究所
地球環境研究センター
2017年 筑波局観測データで、
4月~5月にかけて一気に
紫外線の量が多くなってくる。
ちゃんと紫外線に
気をつけないと、
肌のしみ・しわを
劇的に増やしてしまう。
しみ・しわが
紫外線によって
誘導される。
紫外線が肌の細胞にいる
あるものを壊してしまう
ことが原因。
それが、
MITOL。
MITOLというのは、
ミトコンドリアの
重要な酵素で、20年前に
私たちの研究グループが
発見することができたという。
正式名はミトコンドリア
ユビキチンリガーゼ
Mitochondrial ubiquitin ligase。
ミトコンドアの守り神のように
重要で、マイトルが減ると
肌が老化する。
マイトルはハリと透明感の
満ちた肌を維持するために、
若返りのカギとして、
エイジング界でも
注目されている。
マイトルを増加させ、
顔を若返らせる
魔法の成分を柳先生の
チームが発見！
マイトルはミトコンドリアの
膜の上に刺さっていて、
ミトコンドリアがエネルギーを
つくる時にマイトルがミトコンドリアを
融合させる。
そうすると、エネルギーを
つくることができる。
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