今回は2024年10月20日放送の

ウソかホントかわからない

やりすぎ都市伝説

やりすぎ都市伝説2024秋

~やりすぎ都市電鉄・京王線編~

の回を振り返って

みたいと思います。

 

 

ナビゲーターの錦鯉

京王線の始発 新宿駅から乗車し、

都市伝説を探す。

 

 

前文

 

 

妖怪伝説

幕末の偉人との繋がり

 

多摩川には河童伝説がある。

 

とある村人が多摩川の板橋を

渡っていた時、橋の下から

カッパの手が出てきて、

片足を掴まれる。

 

河童のイタズラだと思い、

その河童の手を力いっぱい

引っ張ると、ポキンと

音がして、その手は

もげてしまいました。

 

その夜、河童がやってきて、

どうか手を返してくださいと

河童は泣きながら頼みました。

 

村人は河童に今後、イタズラを

しないなら返すと条件を交わし、

その手を返しました。

 

河童は大喜びし、その手を繋げる

際に使った骨つぎの妙薬を

残していったそう。

 

この薬がたいそう優れた効能で、

やがてその評判が江戸まで届いた。

 

その妙薬というのが石田散薬。

 

現在は薬事法の改正により

販売されていませんが、

熱燗と飲むとねんざ・打ち身に

聞くとされ、江戸時代に

約250年間 製造販売された。

 

この石田散薬を販売製造

していた家が、新選組副長

土方歳三の生家。

 

 

   

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鰻は絶対に食べない

守り神伝説

 

東京 日野市

 

江戸時代 前期から

受け継がれている伝説。

 

江戸時代 多摩川が氾濫しそうに

なった時に、堤防の穴に

鰻が入って洪水を防いだという

四ツ谷の鰻伝説がある。

 

鰻と深く関係しているのが、

日野宮神社の仏像3体。

 

虚空蔵菩薩の召使が鰻。

 

菩薩様の衣の部分が、

鰻に見えることから、

食べないことに

拍車をかけている。

 

鰻やナマズの研究をしていた

秋篠宮さまが鰻伝説を

調べに尋ねてきた。

 

 

聖蹟桜ヶ丘駅。

 

時の天皇が

訪れた場所を呼び、

明治天皇がウサギ狩りなど

狩猟を行ったことから、

聖蹟と呼ぶ。

 

現在の駅周辺が桜の名所で

あったことから、桜ヶ丘。

 

 

 

高尾駅は京王線にとって、

大きな意味をもたらす駅。

 

京王線は元々、京王八王子を

終着としていたが、1967年に

高尾山口まで延伸。

 

その訳は、大正天皇の陵墓

多摩陵と目と鼻の先にある。

 

かつて京王線には、

北野から大正天皇の陵墓がある

多摩陵まで御稜線

(1931~45(休止))がのびていた。

 

御稜線は大正天皇を尊敬していた

昭和天皇が参拝するために通した

線路の説もある。

 

この路線は開通以降、

多くの参拝者が訪れ、

重宝されてきた。

 

そして、昭和天皇は自らも

同じ地で眠っている。

 

 

   

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御稜線は時代とともに、

乗客が減少し、消滅。

 

その一部を使って、

京王高尾線が開業した。

 

 

 

なぜ高尾山まで延伸?

天狗と京王線

 

高尾山 薬王院は

奈良時代に創建。

北条家・紀州徳川家などが

崇敬していた。

 

お寺のご本尊 飯縄大権現様の

守護役として、両脇を固める

存在が天狗様。

 

悪魔であったりとか、

不浄なもの、災厄から

守って頂いている。

 

江戸時代の前半には

天狗さんがいらっしゃった。

 

参拝に来られるご信徒様を

高い木の上から見守ってくださる。

 

1600年代に活躍した絵師

土佐光起の絵「天狗囃子」に

描かれていることから、

江戸時代の前半には天狗さんが

高尾山にいらっしゃったって

ことが言えるのかなと思う。

 

大天狗様が修行を積んだ天狗で、

小天狗様が修行中。

 

さらに、高尾山に残る最古の

天狗面は全国的に珍しい木製。

 

天狗という言葉には、

流れ星・隕石という意味が

中国ではあると言われている。

 

 

   

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