今回は8月7日放送の
日本全国大捜索‼
ポツンと一軒家
を振り返ってみます。
衛星写真を拡大すると見えてくる、
山奥にポツンと建つ一軒家に
スポットを当てる番組。
変形の敷地
建物が3棟?
家のそばに太い道路が
家の前に田んぼ?畑?
衛星写真で見つけた山口県東部の
ポツンと一軒家を目指し、
最寄りの集落から捜索開始。
理髪店の中に人がいたのを
確認した捜索隊は
道を聞くため、訪問。
中にいたお母さんに
話しかけるが、ちょうど
店の前を通りかかった
ご近所さんが衛星写真を
一目見るなり、目指す
ポツンと一軒家は
亡くなられた
ふくだまさおさんの家。
今は90歳前後の奥さんと
息子さんが2人で
暮しているらしい。
道を教えてもらい、
捜索再開。
急な山道を進んで
ポツンと一軒家に
辿り着いたと思ったが、
屋根の色・形・新しさなど
衛星写真と全てが
異なっていた。
家の中にお母さんがいたので
聞いてみると、こちらはふくだ家。
衛星写真の家とは異なるが、
近くにもう一軒あるという。
ふくださんのお宅があるのは、
すぐそばに数件の民家が建つ
小さな集落だった。
麓で聞いたふくださんの家は、
目指すポツンと一軒家では
なかった。
ふくださんが、あれこそ
ポツンと一軒家だと
太鼓判を押す家には、
まいたさちこさんが
1人で暮し、母屋の
隣の建物をプレハブで
建て替えたらしい。
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来た道を引き返し、
トンネルを抜けて
ポツンと一軒家に
辿り着いた。
衛星写真と比べると、
3つ並んだ屋根のうち、
左の2棟の屋根が新しく
変わっているが、右の
一番大きな屋根と道路や川の
位置が完全一致。
家の中には3人の
女性の姿があった。
対応して頂いた女性は
この家の娘さんで、
あとの2人は来る途中に
道を整備していた男性の
家族だという。
娘さんは母と普段は
一緒に住んでおらず、
姉と週に2日ずつ
実家に通っている。
すぐに起きるという
お母さんを起こしてもらうと、
わざわざ起き上がり、
笑顔で捜索隊を迎えてくれた
ポツンと一軒家のあるじ
まいたさちこさん89歳。
まいた家は父の曽祖父が
建築し、築150年ぐらいには
なるという。
昔は炭焼と米農家をしていて、
家の前が田んぼだった。
お米も高く売れなくなったので、
畑ワサビを作って生計をたてた。
畑ワサビは主に葉や茎を漬物や
加工用として出荷されることが多い。
まいた家は娘さんの父親の代に、
稲作をやめ、水田を山葵畑にして
山葵農家となり、今も名残がある。
生活用水も飲み水も湧き水で、
家の上にタンクがある。
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山葵農家を営んでいた
娘さんの父のもとに
さちこさんがお嫁に
来たのは今から69年前の
20歳の時。
娘が3人誕生し、
山の上のポツンと一軒家で
育った3姉妹は、それぞれ
短大や大学に進み、独立。
両親2人が住み続けていたが、
7年前に父が亡くなり、母
さちこさんが1人暮らししている。
娘さんは高校進学時に
家を出て寮生活。
短大を卒業後は
県内の銀行に就職し、
25歳の時にお見合い結婚し、
一男二女の子どもが誕生。
昔は母屋以外に3棟あったが、
今は母屋だけが現存。
茅葺き屋根だったが
トタンに変わって
そのまま残っている。
3世代7人暮らしだった
母屋は1年前までは使っていたが、
傷んできたので現在は未使用。
娘さんが生まれた年と同じ
64年前に増築した五右衛門風呂、
6年前までは母が使用していた。
家の中は湿気がすごくて、
土台が腐食して改修不能。
母屋の改修を諦め、
隣を建て替えた。
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