今回は、2月20日放送された
カズレーザーと学ぶ。
2024年問題に揺れる日本
を振り返っていきたいと
ますので宜しくお願いします。
どうしたら給料は上がる?
2024年問題に揺れる日本
2019年頃に「働き方改革」で
労働時間の上限規制を
設定したが一部、
運送・医療業界では今年の
2024年4月から導入。
今、起きている問題として
運転手不足で日曜日は
バスが走らないことや、
路線バスの廃止・減便
などが起こっている。
「持続可能な物流の実現に向けた討論会」
(国土交通省)をもとに番組作成した
日本のトラック輸送能力が、
何も対策をしなかった場合、
4億t(14.2%)減。
そうすると、生鮮食料品が
スーパーに並ばなくなったり、
ネットでの買い物が難しくなる
可能性がある。
それ以外にも、看護師・介護士・
建設業の方々は社会に欠かせない
職業 エッセンシャルワーカーの
低賃金問題もある。
内閣府 規制改革推進会議
前議長 名古屋商科大学
大学院教授 大槻奈那先生。
大槻先生によると、
人手不足なのに
なぜか低賃金。
給料を上げる方法を
カズと学ぶ。
エッセンシャルワーカーの
中で特に問題の業種は、
介護業界で日本の場合は
空前の高齢化社会。
来年 介護士が243万人必要
第8期介護保険事業計画(厚生労働省)
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介護職でなかなか給料が
上がりにくい構造的な原因は?
パイロットは、
1人で大勢を相手→高給
介護士は、
1人で少数を相手→低給
さらに、低賃金を招く
構造的問題として、
多重請負構造がある。
それは例えば、元請けに
100万円の仕事がきて、
下請けに20万円差し引いて
80万円で発注する。
下請けがさらに
20万円引いて、
孫請けに60万円で
発注する。
運送業で言うと、営業の電話を
取るだけの会社があって、
そのまま下請けに流し、
酷い所は30%の報酬を取り、
運転手の取り分が少なくなる。
多重請負を禁止→賃金UP
そもそも、働き手全体の
収入がどんどん下がっている
日本人の「稼ぐ力」が
G7最下位と昨年末に
発表された。
どんどん貧しくなる
理由のひとつは、日本の
転職しづらい雇用形態。
転職は、より自分が
適した企業に移れる
→賃金UP
日本の働き方は
メンバーシップ型
と呼ばれ、会社がまず、
大量採用してそこから
仕事を割り振る。
ゆえに希望しない
配属先による
モチベーションの低下や
過度な横並び意識により、
低賃金に陥りやすい。
欧米のジョブ型は
まず、仕事があって
そこに人を集める
雇用形態。
雇用する側も以前の
会社での実績や能力が
わかるため、それに
見合った高い給料を
払いやすい。
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カラダを使う仕事が安泰!?
最新版AIに奪われる仕事
勝ち残る仕事?
第一生命経済研究所
主席研究員 九州大学
グローバルイノベーション
センター 客員教授
柏村祐先生によると、
国際通貨基金という機関が
AIがオフィスワーカーを
駆使し、逆に作業仕事が
生き残る!?
今年の1月にIMF(国際通貨基金)
が「先進国おいて仕事の60%が
AIによる影響を受け、そのうち
半分はAIに取って代わられる」
と発表し、話題に。
AIを使いこなして
給料を上げる方法を
カズと学ぶ。
従来のAIは膨大なデータの
中から情報を引きだすだけ。
ChatGPTをはじめとする
生成AIは質問すると、
アイデアや答えをくれる。
岡山県の中学・高校で
AI採点を導入
※AIがテストの一部を採点
AIに任せる所はまかせて、
人と向き合うことが
仕事の価値に。
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