今回は9月7日放送の
ビーバップ!ハイヒール
最高の眠りで人生が変わる!
スタンフォード式睡眠術
を振り返っていきたいと思います。
日本人を悩ませる大問題が今夜、解決?
睡眠障害、日本人の睡眠偏差値は
100ヶ国中最下位で、成人の20%が
慢性的な不眠状態にあるという。
不眠症や過眠症は、ホルモン分泌や
自律神経機能に影響を及ぼし、
糖尿病・認知症・うつ病・高血圧・肥満などの
生活習慣病の大きな要因に!
30年以上の実績を持つ世界最高の睡眠研究機関
である、スタンフォード大学睡眠生体リズム研究所
がまとめたマニュアル スタンフォード式睡眠術
では、睡眠に関する数々の常識が
打ち破られているという。
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人間は午後10時から午前2時の間に
成長ホルモンが分泌される。
綺麗でいたかったら、この時間に眠らないと
言われてきたが、大きな間違いだった?
深い眠りへの鍵は、
毎日、同じ時間に眠る事でサイクル作りが
深い眠りにつながる。
睡眠不足
スタンフォード式では、睡眠不足とは言わず、
睡眠負債と表現するという。
お金に例えると、不足と負債では大きく違う。
1万円足りない場合は、
不足を埋めれば終わりだが、
負債が1万円となると、
早く返済しないと負債額が大きくなる。
つまり、睡眠は借金と同じで返済が滞ると、
脳や体に悪影響を及ぼす事になる。
夜勤がある科の医師と夜勤がない科の医師に、
図形が90回ランダムに出現する度に
ボタンを押す簡単な作業をすると、
ある科の医師は全て性格に反応したが、
ない科の医師は3、4回反応しなかったという。
この間に、睡眠のない科の医師には、
マイクロスリープと呼ばれる、
脳が1秒~10秒程度、無意識に
眠ってしまう瞬間居眠りをして
いるのだそうです。
これが、運転中に時速60㌔で走行中に
4秒間意識が飛ぶと、車は70㌔近く暴走し
気づけば、大惨事になりかねない可能性が
あるのだといいます。
睡眠負債の恐ろしさと対策を教えてくれる
スタンフォード大学医学部教授
西野精治先生は、スタンフォード大学
睡眠生体リズム研究所の所長で
睡眠学界の第一人者!
睡眠負債は確実に命を縮めます。
睡眠を味方にできるか敵に回すか
で人生は大きく変わるのだといいます。
彼の本は18万部を超えるベストセラーになっている。
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寝だめは出来ない。
健康な10人を毎日14時間ベッドに
入れる調査。
実験前の平均睡眠時間7時間30分
の人達に好きなだけ寝てもらうと
3週間後、8時間10分に固定された。
これが彼らに必要な睡眠時間で
毎日40分の睡眠負債を抱え、
返済するのに14時間ベッドにいる
生活を3週間続ける必要がある。
週末の1日や2日の寝だめで、
睡眠負債を返すのは不可能!
短時間睡眠者の体への影響は、
短命 肥満度が高い
生活習慣病になりやすいと
研究所の結果で明らかになった。
ショートスリーパーにはなれない。
ショートスリーパーという
短時間睡眠でも健康な人がいるが、
西野医師の研究によると、
ショートスリーパーが実在する事は
判明したが、遺伝的要因で決められて
いて訓練してもなれないのだそうだ。
質のいい眠りは90分サイクルは嘘
人は眠っている間、脳が起きて体は眠っている
レム睡眠と、脳も体も眠っているノンレム睡眠
を繰り返し、周期がほぼ90分で、90分の倍数で
寝るのが良いと思っている人が多い。
しかしレム睡眠の周期には、90~120分の間で
個人差があるがあるので、90分の倍数で寝るのは
勘違いである事が研究所の結果でわかった。
日中ボーっとして仕事が遅れるのも
睡眠負債が原因で、これを解消する
事によって、仕事のパフォーマンスが
上がる事が、バスケットボール部員に
よる実験でわかっている。
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眠りのゴールデンタイムとは?
入眠時すぐ訪れる90分のノンレム睡眠は、
睡眠全体で最も深い眠りで、脳は副交感神経に
切り替わり自律神経が整えられるとともに、
心臓の動きや呼吸も緩やかになる。
最強ホルモンと呼ばれる”グロースホルモン”が
分泌され、細胞活動や代謝が促進し
体調が整えられる。
最初の90分=黄金の90分