今回は9月25日放送の
雨上がりの「Aさんの話」
~事情通に聞きました!~
あなたを守る警察 本当の話
を振り返ってみます。
事情通Aさん あぶなくない刑事
㈱セーフティ・プロ 佐々木保博さんは、
元埼玉県警・困っている人と警察との
橋渡しをするため危機管理会社を設立。
佐々木さんによると、正しい
知識があれば警察は必ず動く!という。
警察を動かすための秘訣
民事不介入の原則として
警察は犯罪とは関係ない個人間の
トラブルには立ち入らない
イメージがある。
だがそれは何十年も前の話で、
警察の中で民事不介入って
死語になっているという。
警察を動かすために大事なのは
時間と相談の仕方だという。
夜間とか休日っていうのは警察が
当直体制といって、普段の人数の
1~2割で、専門的な警察官の
数も少ないという。
そんな時間に相談に来られても
専門外で分からない。
また、110番通報・事件は
深夜に集中し、警察署が空きに
近い状態になる事もあるようです。
そのため、出来れば平日の
午前8時半~9時半の間に
相談に行くのがベストで
事前に電話で予約をしていくのが
理想だそうです。
相談の仕方で大事な事は、
警察に何をして欲しいのか
表現する。
警察が動くためには被害者の
意思決定の確認が必要。
ストーカーへの対応手段としては、
○警告を与える
○事件として立証(逮捕)
○何もしない
ところが、被害者の8割が
何もしないを選択しているという。
ストーカー被害では、警察が警告を
与えることで8~9割が解消されている
そうで、相談だけでなく警告などは
非常に有効なのだそうです。
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子どもの失踪
未成年の場合は、事件性が高く
警察も動きやすい。
成人の場合は、年間行方不明者数は
8万人以上で警察も人員を割けないのが実情。
そんな時に、自殺の恐れがある・
人を傷つける恐れがあると付け加えると、
通常の家出人から、特異家出人
(事件や犯罪などに巻き込まれた
可能性のある家出や失踪)となり
警察が動いてくれるという。
証拠がない場合の対処法
借用書なしでお金を貸した場合、
本人を連れて行っても、
借用書もないので警察は動きようがない。
お金の貸し借りで話をするのに、
録音しておくと証拠能力があると
最高裁判所の判例でも出ている。
相手に電話をして、
貸している事実を引き出す。
証拠があるなしで警察の対応は
雲泥の差になってしまうそうです。
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事情通Aさん
全てを見抜く鬼の眼警官
㈱カートエンターテイメント
古谷謙一さんは、2010年に
宮迫さんが出演したドラマ
絶対零度も監修している。
古谷謙一さんによると、
刑事ドラマはあくまで
フィクションだという。
容疑者が自殺する等の恐れがあるため、
照明やお茶など、机の上には
何も置かないことが多いという。
目撃者が容疑者の顔を
確認するため等に使うマジックミラーの
部屋はあるが、音声が聞こえない。
公務執行妨害の容疑で逮捕すると、
沢山の書類に詳細な記入が求められ、
明らかな暴行や脅迫を加えないと
成立しないため、簡単に適用できない。
ドラマで相関図が描かれるのは、
視聴者にわかりやすく人物関係を
説明するためで、実際にはない。
ボードには最低限の事しか書かれず、
情報が漏れないように工夫しているという。
警察官がサングラスをかける時は、
人相が変わるため届け出が必要となるので
サングラスをかけた警察官は滅多に居ない。
TVドラマの中ではあるが、実際には
行われていないことがある。
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