今回は7月8日放送の
新説!所JAPAN
雑誌の付録&ドラッグストア
を振り返って
みたいと思います。
ONLY JAPAN MYSTERY
何で日本だけ!?
雑誌の付録が豪華なの?
付録のついた雑誌を探してみると、
AG バイ アクアガールとコラボした
お出かけ ❞かごバッグ❞が雑誌と
セットで1,000円。
SNIDELとコラボした
コスメパレットが980円。
女性向けファッション雑誌の
9割に付録がついていて、
そのほとんどが有名ブランドと
コラボしたものが。
付録と雑誌、どちらが主役なのか
わからなくなっていて、付録にしては
豪華なアイテムが雑誌についている日本。
東京都千代田区 宝島社では、もう
年明けに発売する財布の付録について
考えているそうだ。
InRed 編集長 箕浦ちさ子さんによると、
お得感を大事にしていて、雑誌も読めて、
物もついている、いかに良いものを読者に
届けるかに重点を置いているようです。
宝島社が付録を始めたのが、2002年
日本で世界的なサッカー大会が
開催されたのがきっかけで、
男性ファション雑誌 smartに
サッカーボール柄の
ビーチボールを付属した所、
大反響を呼び、すぐに完売した。
これをヒントに女性誌でも
ヘアゴムや小さなポーチを
付け始めた所、読者から
ポーチよりバッグが欲しい
などのリクエストにより
付録がどんどん豪華に!
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付録を豪華にして赤字にならない?
例えば商品をショップで売る場合、
サイズやカラーなど、バリエーションを
揃えなくてはならず、その分
コストが大きくなってしまう。
ところが雑誌の付録は、
1つのアイテムに絞り、
1度に大量発注出来るので、
質の良いものを低コストで
提供できるという。
同番組では、外国人と日本人に
おまけ or 割引のどちらが得
したと感じるか調査した。
この結果に、専修大学 経済学部
徳田賢二名誉教授によると、
日本人は消費者としてしたたかで
「安かろう 悪かろう」
物の価値を重視する人たち。
新説
日本人は値段が下がると、
物の価値が下がったように感じる
さらに徳田賢二名誉教授によると、
日本人のおまけ好きには日本ならではの
特殊な事情もあると分析する。
それは、日本はおまけの歴史が長く
日本の商慣習として、おまけが
根付いてきたいえるという。
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なぜ、日本におまけ文化が根付いた?
歴史学者 磯田道史先生によると、
本来、商品を買うんだけど商品に
ついてくるものが目的になるという、
日本でしばしば起きる目的から外れた
ところが発達する。
天皇と将軍の関係でも同様で、
征夷大将軍という臨時の職を作ると、
おまけの方が肥大化していく。
新説
本来の目的から外れた派生部分にも
力を入れるため、付録が豪華になった。
ドラッグストアは今、
全国で1万9,534軒
出典:日本チェーンドラッグストア協会
2018年度版 日本ドラッグストア実態調査
そんな急成長を支えているのは、
外国人観光客だという。
なぜ、値段が安い?
そんなに儲けが出ている訳でもなく、
赤字の商品もあるようですが…。
マーケティング アナリスト
渡辺広明さんによると、
小売業は平均30%(の利益)で成り立ち、
ドラッグストアは50%の高利益の
医薬品を主力として売っているので
食品の利益を10%~20%の利益で
売る事が出来、価格が安くなるという。
薬は緊急になった時に買う商品なので、
価格を気にしないで購買する。
新説
ドラッグストアは医薬品が売れると
値段が安くなる
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