今回は4月24日放送の

日本全国大捜索‼

ポツンと一軒家

を振り返ってみます。

 

 

 

衛星写真を拡大すると見えてくる、

山奥にポツンと建つ一軒家に

スポットを当てる番組。

 

 

 

広大な敷地

青い屋根ともう一棟

道が敷地を横断

綺麗に整備された畑

衛星写真で見つけた富山県の

ポツンと一軒家を目指し、

最寄りの集落から捜索開始。

 

集落に到着。

 

右側のトラック付近で

トラックの修理中だった

さんを発見し、

衛星写真を見てもらうがわからず、

ここの家主に聞いた方がいいかもと、

聞きに行ってくれた。

 

すると、家主の男性

衛星写真も見ずに捜索隊

どの家を目指しているのか

ピンときたようだ。

 

目指すポツンと一軒家あるじ

イシクロタカテルさん、80代にして

今も現役の大工として働きながら

農業も営んでいるという。

 

目指すポツンと一軒家には、

今いる所から谷沿いに行くのが

最短ルートだが、積雪のため

通行止めのため、山を迂回する

別のルートで行く。

 

捜索再開、今回も悪路が続いた

その先に薪置き場らしき小屋と

右側に建物がいくつか建っていた。

 

 

 

 

建物や田んぼの配置など全て一致、

ところが一番手前の屋根の色が違った。

 

自分で家を修繕しながら

暮らしているという

ポツンと一軒家あるじ

いしくろたかてるさん86歳。

 

 

   

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衛星写真では青く映っていたのは

ブルーシートの青で屋根の工事を

していた時に撮られていた。

 

母屋は元々、茅葺屋根の

合掌造りだった。

 

今は全ての建物が瓦屋根。

 

60年前に瓦屋根に!

 

7代前から生活していて、

母屋は築150年。

 

大工が本職で何でも自分で造れて、

15年前に自ら建てた2階建ては作業所。

 

柱や梁の接ぎ目となるホゾ作りなどを

ノコギリやノミで加工する手刻みとよばれる

昔ながらのやり方を今も続けている。

 

まずは、墨付けとよばれる作業、

角材の端にホゾを切る目印の

線を引き、電動ノコギリで

その線に沿って不要な部分を

切り落とす。

 

切断面をキレイに整えるため、

ノミで削り、ホゾ穴に入りやすいように

面取りをする。

 

捜索隊がきたコンクリートの道は、

20年前位までは砂利道だった。

 

電気は昭和34年に付いて、

それまではランプで

作業したり生活していた。

 

所有する山で木材調達し、

麓の製材所で製材する。

 

 

代々 大工を生業にしていた

加藤家に生まれたいしくろさんは

12人兄弟の4番目の次男として

麓の集落で育った。

 

中学卒業後、子どものいなかった

いしくろ家の養子に入って以来、

ポツンと一軒家で生活。

 

昔は親の言う通りで、

7今ならきたくないんやけど、

仕方なかった。

 

ここに養子に来ても若い時は

何かの仕事をしないといけなくて、

大工修行を行った。

 

 

   

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いしくろ家は代々 農家で、

大工一家から農家へ。

 

昔は田んぼが3000坪以上あり、

家の上にも棚田が!

 

コシヒカリともち米を毎年、

合わせて4800㎏を収穫。

 

新たに建てた大工の作業場の隣に

古い納屋は農機具倉庫。

 

86歳になった今も

米農家と大工の仕事を兼業、

農機具小屋の隣にある

米蔵は改装中。

 

 

いしくろさんが25歳の時、

一つ年下の今のさんと

お見合いで昭和36年の時に結婚。

 

いしくろ家で農家の手伝いを

しながら、麓の酒蔵でも働き、

2人の息子を育てた。

 

 

   

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