今回は8月30日放送の
ビーバップ!ハイヒール
日本人の知恵!
和のしきたりに隠された意味
を振り返ってみます。
日本人の暮らしに秘められた知恵を
教えてくれるのは、民俗学者の
橋本裕之さん。
橋本さんによると、身の回りの
しきたりやモノには、先人たちの
知恵が凝縮されているという。
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竹の皮は、日本人が考えた
万能の梱包具だという。
さらに、ほどよい固さと
丈夫さを持ち、
端を切れば紐になる。
やがて日本人はおにぎりを
包むのに最適だと気付いた。
丈夫なだけでなく、
表面にはワックスのような
膜があるので、
お米がくっつかないようだ。
また何より竹の皮には、
抗菌防腐力がある。
現代になり、竹の皮には
抗菌作用がある物質が含まれていて、
食品の腐敗を遅らせる効果が
ある事がわかった。
さらに、ラップのように
蒸気がこもること、アルミホイルで
温められないというデメリットを
クリアしている。
しっかり洗って乾かせば、
何度でも使えるメリットも!
かつての日本人の服の色は
藍染が主流で、木綿は紺に染めやすく、
色が美しかった事に加え
ある効果もあるという。
その効果とは、防虫効果。
藍染の原料であるタデ科の藍を
虫は嫌う性質があるので
野良着として最適なのだそうです。
藍染の下着は、武士が鎧の下に
着ていたと言われている。
長い戦で体が汚れても藍が、
汗臭さや菌の繁殖を抑える抗菌効果
があったからだという。
戦国時代の武士が始めた髪型と
いわれているちょんまげにも
兜などで頭が蒸れないように
するための知恵があった。
そしてパクリ企画ww
カカシはかがす??
カカシは、人間の代用品だと
思っている人も多いが、
神様を表したものだという。
昔の人は、
カカシ=動物から田畑を守る神様
神様に動物から田畑を守って
貰おうとした。
それでも、ただ祈るだけでなく、
ぼろ布や毛髪などを焼いて
悪臭を放ち、動物を追い払っていた。
つまりカカシは、信仰心と知恵が
組み合わさったもので、
悪臭を嗅がしていた事からカカシに!
お花見すると疲労が回復する??
春の風物詩の花見の風習には、
昔の人の健康の知恵が
隠されているという。
花見が始まったのは奈良時代で、
梅を観賞されていた。
平安時代になり桜を見るようになると、
桜の生気に触れると健康で幸せになれる
と信じられるようになったようだ。
それは、桜の花粉中のリンと
硫黄が体内の疲労物質を取り除く
という事から、科学的に正しい
という事がわかったという。
昔の人は、花見で疲労回復することを
経験的に知っていたとされる。
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なぜ、日本にはイチョウ並木が多い??
昔、神社や仏閣の門前は、
多くのイチョウが植えてあった。
イチョウは、極めて燃えにくい樹木で
防火帯としての役割を担っていたそうだ。
人がたくさん集まる神社やお寺で、
火事が起きても被害を最小限に食い止める
という知恵があった。
その名残から、現代も街路樹として、
イチョウ並木があちこちで見られる。
お月見したら目が良くなる??
翌年の豊作を願う月見には、
目が良くなるようにという
意味があるという。
かつてナスの輪切りに穴をあけて、
そこから月を覗くと目が良くなる
と信じられていた。
しかしそれは、間違いではない。
現代でもピンホール眼鏡という
メガネをかけると、目の周りの
筋肉をリラックスさせ見えやすくなる
事がわかっているそうです。
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