今回は6月7日放送の
チコちゃんに叱られる!
Don’t sleep through life!
を振り返ってみたいと
思いますので
宜しくお願い致します。
何も考えないで、
のほほんと暮していると
チコちゃんに叱られますよ。
なんで韻を踏むと気持ちいい?
リズムと驚きを
同時に味わえるから
詳しく教えて下さるのは
慶應義塾大学で言語学を
研究している
川原繁人教授。
川原先生によると、
私たちは奈良時代から現代まで
韻と共に生きている。
このことからも、韻が
人間の心を気持ちよくする
性質を持っているという
ことがわかる。
この韻から生まれるリズムこそ、
韻が我々を気持ちよくさせる
大きな要因の一つだと思う。
韻を踏むと気持ちよくなる要因が
もう一つあると思っていて、
それは制約から生まれる驚きだと
思いますとのこと。
SEKAI NO OWARIのHabitは、
頭で「こ」を繰り返しながら、
おしりでも「動物」
「どう?普通」などの母音を
そろえる韻を踏んでいる。
制約
①メロディー内におさめる
②韻をそろえる
③おしりをそろえる
④歌詞全体で意味が通る。
多くの制約を乗り越えた韻は
スポーツのスーパープレイを
見たときのような驚き・
達成感を感じる。
この驚きが韻を作り出す
リズムと一緒に味わえるから
我々は気持ち良くなれるんだと思う。
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韻を踏んだ時の脳の様子を
調べるため、言語学や脳科学を
研究している明治大学
堀田秀吾教授のもとへ。
ラップを聞いている人
っていうのは、韻を踏むことを
期待して聞いていると思う。
期待通り韻を踏んでくれると、
幸福感考えられるっていう
気がしている。
ラッパーの脳波を見ると、
リラックス状態
→脳全体が働く
→脳全体から言葉を
引き出せる。
韻を踏んだを文を
言っている人も、
聞いている人も、
気持ちよくなっている。
なんで横断歩道を渡るときに
鳥の声が聞こえるの?
東西南北が
わかりやすいから
詳しく教えて下さるのは
現在の音の出る信号機の
開発に携わった岡山県立大学
田内雅規名誉教授。
音の出る音響信号機は
視覚障害の方々のための
ものですが、3つの役割が
あるという。
役割①
青信号になったことを知らせる
役割②
横断歩道の渡る地点を知らせる
役割③
到着地点を正確に知らせる
それを知らせる音には、
メロディー式と擬音式の
2種類がある。
最初に作られたのが
メロディー式で、現在でも
残っているが、
♪通りゃんせと
♪故郷の空
これら2種類が
使われている。
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そして、擬音式が
鳥の鳴き声(ヒヨコ)と
カッコウの声が
使われている。
なぜ2種類あるのか?
先にメロディー式の信号が
開発されていたが、
愛知県警から地元の
電機メーカーに親しみやすい
「小鳥の声」が流れる信号機を
開発してほしいという
要望があった。
そこで、「ピヨピヨ」の
信号機が誕生した。
ところが、四差路の交差点では、
8か所でピヨピヨ鳴るので、
混乱するということで東西と
南北で位置関係をわかりやすく
するために、どの鳥の声がいいか
大激論になった。
ウグイスやニワトリなど、いろんな
案が出たそうですが、悩んだ末に
書家に南から北に渡ってくる
渡り鳥のカッコウが選ばれた。
しかし今、全国で基本的に
使われているのは、南北が
ヒヨコで東西がカッコウなので、
飛ぶ方向が逆になって
しまっている。
また、交差点の横断歩道の
渡り口って縁石の部分が
ま~るくカーブしている。
そのカーブ部分を進む方向の
手掛かりとして使うと、交差点の
中央に向かって斜めに歩き
出してしまう。
当時の音響信号機は両側で
同じ音を同じタイミングで
鳴らしていたので、こちら側の
音が向こう側の音を打ち消して
しまい、向かうべき方向が
ほとんどわからなかった。
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